2011年7月19日火曜日
三浦市立初声中学校
バスは三浦市立初声中学校に着いた。すでに200人くらいの人が体育館に避難していた。地元の海岸沿いの町から避難してきた人たちであった。避難所は先生方が総がかりでお世話してくれている様子。
指示に従い、左奥に居場所を確保、今夜はここで過ごすことになる。
しばらくして、毛布、段ボール、カロリーメイトの支給があった。たまたま、ここでお世話になることになったが、本当に有難いことである。地元の人間でない私たちも含めてお世話してくれるとは。
石油ストーブの暖房、ガソリンエンジンの発電機を使った照明がところどころおいてある。人々はお互いに譲り合いの気持ちがあって、混乱することもない。座ったまま過ごすことになると思っていたが、どうやら、横になることができそうな状況。
まわりの同年代の男性としばらく雑談をする。先生方から東北地方で大きな地震があったとの情報提供があったが、詳しいことはわからない。11時過ぎに、照明を減らし就寝するようにとの指示があり、それぞれ寝る態勢に入った。館外のガソリン発電機の音だけが少し聞こえる。寒くて静かな時間が過ぎて行った。徹夜で館内の監視や案内など献身的にお世話してくれる先生方には心が打たれる。初めての避難所体験であったが違和感なく眠りにつく。夜半に目が覚めた時、停電は復旧している様子はなかった。再び朝まで眠りにつく。
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