グレート バリア リーフ

2011年7月19日火曜日

ことの始まり

3月11日(金)

寒い快晴の朝であった。この日、私は以前から行きたいと思っていた三浦半島、荒崎へ行くことに決めた。目的は夕日の写真撮影。川崎の家を昼過ぎに出て、三崎口に2時30分ころに着く。駅前のコンビニでお菓子と水を調達、レジで支払おうとしていた時、突然停電する。店の人からレジが動かないので、販売することができないといわれる。買うのをあきらめ、店の外に出る。

突然、いままで経験したことのない大きな揺れが始まった。大地がゆっくりであるが、波のように揺れる。地震だ。周りの人も驚いている。なかなか止まらない。大変なことが起きたようだ。いやな予感が頭をよぎる。駅前ではあるが、地震規模は相当大きいが、どこが震源地かわからない。しばらくして、近くにいた男性から、仙台で大きな地震が発生したことを教えてもらう。ラジオからの情報であった。交通機関も広範囲に麻痺しているらしい。信号も止まっていた。荒崎に行きたい気持ちはあったが、津波の恐れもあるので帰ることする。とりあえず駅まで戻る。電車は動いていないが、そのうち動くのではないかと期待しながら、駅のホームで待つ。もしかしたら、今日中には帰れないと思えてきた。家内に居場所を連絡しておきたいが、、携帯電話はつながらなかったが、携帯のYahooは見ることができた。ソフトバンクの「Yahooケータイ」のトップに「災害用掲示板」があった。連絡できるかもしれない。無事であること、三崎口駅にいることを家内と子供にメールしてもらえるよう入力しておいた。

京浜急行では復旧に努めているが、見通しは不明とのアナウンスが数回。しばらくして、今日中の復旧可能性はなく、避難所にバスで移動してもらうとの説明があった。駅で立ち往生していた人々はバスで、避難所の三浦市立初声中学校の体育館移動した。

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