シドニーのマンリーからパームビーチにかけての北部太平洋岸に沿ってノーザン・ビーチと呼ばれる美しいビーチが連なっている。今回はその北端にあるパームビーチからバレンジョイ灯台往復のコースを紹介したい。バレンジョイ灯台はバレンジョイ岬の先端、標高１１５メートルの山の上にある。岬は左右に太平洋(タスマン海)とピットウォーターという内海に挟まれた砂州によってつながれ金槌のような珍しい地形をしている。天橋立に似た細長い岬の景観は筆舌に尽くし難いくらい美しい。
左右に太平洋(タスマン海)とピットウォーターという内海に挟まれたバレンジョイ岬。
コースの概要:
ガバナー・フィリップ公園でバスを下車。ガバナー・フィリップ公園の中を歩く。１０分ほどで公園の一番奥の駐車場に着く。ここからピットウォーター側のビーチに入り、ビーチに沿って１０分ほど歩く。地図の金槌型の岬のヘッドの付け根のところあたり赤い屋根の小屋が見えてくる。ここにバレンジョイ灯台への案内板が出ている。右に入り、ここから登り始める。この先はほとんど階段状の急な坂道。それほど危険な道ではないが、スリップに注意して歩くこと。帰りは来た道を戻るだけ、道ははっきりしているので、迷うこともない。週末は家族連れや小さな子供もやってくるやさしいトレッキングコースです。パームビーチ沿いに南の方まで歩いて行くのも組み合わせてもいいでしょう、時間はそれなりに調整できます。公園のところにレストランやカフェが２店ほどありますが、週末などは混雑します。水とお弁当を持っていくのがおすすめです。登山道は雨の後などは濡れていて滑りやすく、道に水がたまっていることがあります。晴れた日続いた後がいいでしょう。
所要時間 ウィンヤード－(バス Ｌ９０ ９０分)→ガバナー・フィリップ公園－(徒歩 ６０分)→ バレンジョイ灯台－(徒歩 ４０分)→ガバナー・フィリップ公園－(バス Ｌ９０ ９０分)→ウィンヤード 合計所要時間 ５～６時間 (灯台での休憩時間 ３０分程度含む)
上の地図はガバナー・フィリップ公園の駐車場から先はビーチと登山道のため表示されていません。ビーチと登山道のルートについてはコースの概要を参照してください。
バレンジョイ灯台
ガバナー・フィリップ公園の入り口
ガバナー・フィリップ公園の中、右側にタスマン海を望む。
ガバナー・フィリップ公園の一番奥にある案内板。ここから、ピットウォーター側のビーチに左折する。
ピットウォーター側のビーチを小屋のあるところまで歩く。
岬のヘッドの付け根らある小屋に到着。
ここで、表示板の通り右側の小道に入る。いよいよ、ここからは急な登山道、階段に入る。
バレンジョイの船着き場に戻ってきた。ガバナー・フィリップ公園は左手に、終了。
行き方：ウィンヤード駅 C乗り場からバス、Ｌ９０に乗る。 ガバナー・フィリップ公園で下車。所要時間は約１時間３０分
地図は下欄の場所：Barrenjoey Head 地図をクリックするとでます。
左右に太平洋(タスマン海)とピットウォーターという内海に挟まれたバレンジョイ岬。 
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